ふるさと納税をして、税金の控除を受けるには税金控除を申請する必要があります。税金控除をしないと寄付だけで終わってしまうので、必ず手続きをしてください。税金控除の手続き方法は確定申告とワンストップ特例制度の2種類です。今回はワンストップ特例制度について、楽天でふるさと納税をする場合のやり方や注意点についてまとめました。
ふるさと納税のワンストップ特例制度を楽天で利用する場合の注意点
ふるさと納税ってやってみたいけど、やり方がイマイチわからない。。普段楽天市場で買い物をしている方なら楽天を使ってふるさと納税をするのがおすすめです。ポイントも貯まるし、使い慣れている楽天の画面なのであまり戸惑うこともないと思います。だがしかし、普通の楽天市場での買い物とちょっと違うのが税金控除の手続きが絡んでくるという点です。税金?控除?めんどくさ。。確定申告なんてよくわからない。って私も思っていましたが、ワンストップ特例制度と言うのを知り、楽天市場などのネットショップでのふるさと納税、もしかしたら簡単かも、と思いやってみましたよ。
楽天ヘビーユーザーの私がふるさと納税をしてワンストップ特例制度を利用してみて分かったことなどをまとめました。
ワンストップ特例制度は2015年から導入されたふるさと納税の税金控除申請の手続きの一種です。ワンストップ特例制度を利用するには一定の条件がありますが、ざっくりいうと1年間のふるさと納税の寄付先が5自治体以下、確定申告をする必要のない方に限り制度を利用できます。
では実際にワンストップ特例制度ってどうやったらいいの?楽天の場合はどうなのかいくつか注意点を上げていきますね。ワンストップ特例制度を申請するにはワンストップ特例制度の申請書が必要です。ワンストップ特例制度の申請書の入手方法は楽天などのネットの場合は二つあります。
1.楽天でふるさと納税をした自治体から送ってもらう
2.楽天のふるさと納税のホームページからダウンロードして使う
大概の自治体が楽天のふるさと納税のカート画面のところでワンストップ特例制度の申請書を送るか送らないかの選択肢がついています。
ここで「要望する」や「希望する」などを選択します。自治体によってデフォルトで「要望する」が上に来ている場合と、逆に「要望しない」が来ている場合と2種類あります。
要望しないが上に来ている場合は、このままにしておくと「要望しない」を選択したことになっているので、ワンストップ特例制度の申請書は待てど暮らせど送られてきませんので、楽天のふるさと納税の申し込み画面は良く確認した方が良いと思います。
過去に楽天でふるさと納税を5自治体にした時に、1自治体だけ、「ふるさと納税の申請書の送付について」の選択肢がついておらず、届かなかったら自分でダウンロードして送ろうかなと思っていたら届きました。
今では大概の自治体の申し込み画面の選択肢に「ふるさと納税の申請書の送付について」の選択肢はついていましたが、もし無い場合は直接問い合わせるとか、注文画面の備考欄に記入するとか方法があります。
ふるさと納税のワンストップ特例制度の申請書は楽天はいつ届く?
楽天でふるさと納税をし、申込時にワンストップ特例制度の申込書を申請すると自宅に届くのはいつ頃でしょうか?
私が過去にふるさと納税を楽天市場でした時は、早い自治体で申し込みから1週間で、ふるさと納税の受付書とワンストップ特例制度の申請書が届きました。ふるさと納税をした5自治体中、一番遅かったところでも、申し込みから2週間で届きました。
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ふるさと納税を楽天でする場合の注文者は誰にすればよい?
楽天でふるさと納税をする場合注文者情報と、税金控除する人の住民票情報が一致していないと税金控除が受けられません。楽天ではふるさと納税の申し込み画面でこんな注意事項が出ています(自治体による)
例えば妻の楽天アカウントを利用して夫の税金から控除を受けたい場合は、ふるさと納税の申し込み時に、注文者情報を妻から夫の情報に変更する必要があります。ここで注文者情報を変更しておかないと妻がふるさと納税をしたことになります。
注文者情報を夫に変更して、クレジットカードで支払う場合はクレジットカードの名義と注文者情報が一致していないとダメなので支払方法はクレジットカード以外を選択する必要があります。楽天のクレジットカード情報登録画面では「ご本人様名義のみ有効。ご家族の名義などでは登録できません。」となっていますので、妻のアカウントに夫のクレジットカード情報は登録できませんので支払方法はカード払い以外を選びます。
私の場合はふるさと納税を夫名義で、夫のクレジットカードを使いたかったので、私の楽天アカウントは使えず、夫用に楽天アカウントをもう一つ作りました。
注文者情報を住民票情報とみなすので、ワンストップ特例制度の申請書にも注文者情報があらかじめ印刷されて送られてきます(自治体による)。ワンストップ特例制度では利用しませんが、寄付金受領証明書にも注文者情報の名前と住所が入力されています。
注文者情報=ふるさと納税をする人
楽天で夫名義でふるさと納税をする場合は、夫用に楽天アカウントを作った方が手っ取り早いかなと思いました。まっ、楽天ポイントについては夫側についてしまいますけど、私の場合は冬のボーナスを見越してまとまった金額をふるさと納税に使いたかったので現金での支払いが無理だっという理由からでした。。
注文者情報と住民票情報が違うとふるさと納税は出来ないよって、しつこいくらい楽天サイトでも注意書きが出ております。
ふるさと納税のワンストップ特例制度を楽天で。申請書や注文者についてのまとめ
最近のニュースで総務省がふるさと納税の制度を見直すと発表していました。ふるさと納税は開始から10年。地域を活性化させるために自分の住む自治体以外に納税ができるシステム。近年ではより多く税金を集めようと高額な返礼品を用意する自治体もあり、総務省からの通達を無視する自治体もあることから、全面的な見直しに入るようです。こうなると高額な返礼品が頂けるのもあとちょっと。。駆け込み需要が増えそうですね。