年に何回か送られてくる医療費のお知らせ。医療費の総額がどのくらいだったかを通知するものです。この医療費のお知らせが平成29年分から確定申告で医療費控除をする時に使えるようになりました。でも、この医療費通知、忘れた頃にやってくるのでいざ必要になった時に見当たらない。。我が家の場合後期高齢者のばあちゃんの分がない。。後期高齢者の医療費のお知らせの発行時期や、万が一失くした場合に再発行は可能かどうか?問い合わせてみたことをまとめました。
後期高齢者医療の医療費のお知らせはいつ届く?
年が明けて、日々忙しく過ごしているとあっという間にやってくるのが確定申告シーズン。我が家は今年から夫が確定申告で医療費控除を申請し、払いすぎた税金を還付してもらいます。これまでは同居の実母が一家の分の医療費控除をしていたのですが、夫の方で医療費控除をした方が断然お得と気が付き、平成30年分の確定申告から医療費控除は夫の方でやることにしました。
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年末になると会社からもらえる給与所得者の源泉徴収票。確定申告が必要ない給与所得者には関係ないように思えますが、医療費控除や住宅ローン控除など必要になる場面もでてきます。今回我が家は過去にさかのぼって夫 …
さて、初めての医療費控除。我が家は7人家族。小さい子供と、高齢の祖母、実母もいるので、医療費は結構かかります。平成29年分から医療費控除には医療費の明細書が必要になり、その代わりに領収書の提出、掲示義務がなくなりました。(平成31年分までは従来のやり方でも可能です)
医療費控除の明細書には医療を受けた人の名前、病院名、医療費の額などを記入してきます。同居の祖母は92歳、頻繁にお医者さんに行くので、医療費の領収書が結構な数あります。これを集計するのかぁ。。めんどくさいなぁ。そうえいば、医療費通知とか、医療費のお知らせと呼ばれる通知書が医療費控除の明細書の代わりになるって去年調べたじゃん、私。で、祖母の分の医療費のお知らせを探そう!と思ったのでした。
※医療費のお知らせを医療費控除の明細書に使えるかどうかは制約があります。
医療費控除の明細書につていはこちらの記事もどうぞ▽
平成29年度分の確定申告から医療費控除を受けるために提出する書類が変更になりました。どんな点が変更になったかどんな書類が必要か?注意点などを実際に税務署の方から説明を受けたのでまとめてみました。
医療費控除に使うために、祖母の後期高齢者医療制度の医療費のお知らせを探してみることに。もしかして既に届いているのでは?医療費のお知らせっていつくるの?
後期高齢者医療制度の医療費のお知らせは私が住む新潟県の場合は年3回届きます。調べてみると医療費のお知らせの発行時期は以下の通りです。
5月から8月分 11月30日頃
9月から12月分 翌3月1日頃
各都道府県によって発送時期はまちまちですが、後期高齢者医療広域連合会というところから届きます。
2019年3月19日追記
9月から12月分の後期高齢者医療保険料制度の医療費通知は、発行日は3月1日になっていましたが、実際に家に届いたのは3/11頃でした。
1月から4月分までの後期高齢者医療費制度の医療費のお知らせはあったのですが、それ以降の分がみあたらない。。。再発行は可能なのだろうか??
医療費のお知らせの再発行は可能かどうか
祖母の後期高齢者医療費制度の医療費のお知らせを一部失くしてしまったので、再発行ができるのかどうか問い合わせてみました。
回答は「再発行可能」とのことでした。でも、原本のようなハガキ形式のものではなく、写しになりますと回答いただいたご担当者の方はおっしゃっていました。そして確定申告の医療費控除には使えるとのこと。ほっ。良かった(‘ω’)
今回、新潟県の後期高齢者医療保険の場合は医療費のお知らせは再発行してもらえましたが、健康保険組合によっては再発行してもらえない場合もあります。協会けんぽの場合は、ホームページ上から申請書のダウンロードができるようになっていました。医療費のお知らせをなくしてしまっても、領収書を見ながら医療費の明細書に記入すれば医療費控除はできます。
後期高齢者医療の医療費のお知らせを確定申告で使う場合の注意点
医療費のお知らせまたは医療費通知と呼ばれる通知書には、以下の6つの項目が入っているものでないと確定申告の医療費控除の明細として使えません。
引用
① 被保険者等の氏名
② 療養を受けた年月
③ 療養を受けた者
④ 療養を受けた病院、診療所、薬局等の名称
⑤ 被保険者等が支払った医療費の額
⑥ 保険者等の名称
引用元:国税庁
後期高齢者医療の医療費の明細書についての注意点としては「③療養を受けたもの」の記載は必要なく、5項目で良いとうことです。
(後期高齢者医療広域連合から発行された書類の場合は③を除く)
引用元:国税庁
その他に注意点としては、医療費のお知らせの発行時期です。新潟県後期高齢者医療広域連合会の場合は、確定申告の締め切り3月15日までに、前年度分が届きますが、これは都道府県によってまちまちなので、確定申告に間に合わない場合があります。その時は医療費の明細に領収書を見ながら記入していきます。
後期高齢者医療の医療費のお知らせはいつ届く?再発行は?確定申告の注意点。のまとめ
私は個人事業主なので、今年は自分の確定申告、夫の分の確定申告と大忙しです。でも、これ手書きでやったらもっと大変ですよね。個人事業主の私の分は会計ソフトを使っているので、自動的に計算をしてくれます。夫の分は、以前に還付申告(失敗に終わりましたが。。記事はこちら)をした際に、国税庁のホームページ、確定申告書等作成コーナーから、必要事項を入力していくと、結構あっさり、思っていた以上に簡単に、確定申告をすることができます。特に、医療費控除などの還付申告は税金が戻ってきますので、めんどくさがらずにやった方がいいです。しなかったらもったいないです。あなた、税金払いすぎてますよ!なんて、誰も教えてくれません(>_<)
さて、いざ医療費控除の明細書を医療費のお知らせを添付して作ろうと思ったら、、医療費のお知らせの金額と領収書の金額が違う。。その件についてはこちらの記事も▽
平成29年から医療費控除で使えるようになった医療費のお知らせ(医療費通知)。いざ、確定申告をしようとしたら、医療費のお知らせ(医療費通知)と医療機関の窓口でもらった領収書の金額が微妙に違う。。。なぜ金 …
つたない文章ではありますが、最後までお読みくださりありがとうございました!