5歳のどっちかというとわんぱく盛りのきかんぼうの男の子におすすめの絵本を、我が家の5歳児を参考にピックアップしました。
くまのがっこう ジャッキーのパンやさん
著者:あだち なみ 絵 あいはら ひろゆき 文 / 出版社:ブロンズ社 /ページ数:40ページ
12匹のカワイイくまたちのお話です。グッズも出ていたり、ご存知の方も多いと思います。この本は第一子(女の子)に初めて買ってあげた本です。
女の子にもオススメですが、男の子も、いたずらな末っ子ジャッキーの行動に共感できるところがあるようで、うちの5歳児も大好きな絵本です。こちらは、くまのがっこうシリーズの第2作目。現在14作目まで出版されています。
くまのがっこうのバザーの日。12匹のくまたちは早起きをしてパン作りに取り掛かります。ベリーをいっぱい摘んできて、うしのまおまおのなやから、搾りたてミルクをもらいます。かぼちゃを収穫していよいよパン作りに取り掛かります。
うしのまおまお登場シーンで、決まって子供たちは「さんきゅー、まおまお」のフレーズを私が読んだ後から繰り返します。上のお姉ちゃんが小さかった時も、5歳の息子も、下の2歳の息子も。子供が言うと可愛いいですよ。
いよいよ、大きな大きなパンが焼け、いたずらジャッキーがしたことは・・。この部分は読んでからのお楽しみですが、やってみたーいと、息子は言います。
おてんばで、きかんぼうのジャッキーですが、最後には「えーーーん」と、泣いてしまいます。これはこのシリーズの鉄板のようで、1作目にも出てきました。いたずらして、強がって、でも、最後には泣く。そんな子、いそうですよね。我が家にはいます。
ジャッキーのパンやさん くまのがっこう (Pict.book) [ あだちなみ ]
つんつくせんせいとつんくまえんのくま
著者:たかどの ほうこ / 出版社:フレーベル社 /ページ数:32ページ
こちらは図書館でたまたま借りてきた本に息子がはまりました。
つんつくせんせいという、保育園の先生が毎回おかしなことに遭遇します。この、つんつくせんせい。保育園の先生でありながら、ちょっとした変わった人です。毎回おかしなことをしては園児になだめられたり、自分だけリンゴを独り占めしようとます。
この変わった主人公に息子は惹かれたようです。
ある日、つんつくせんせいと園児たちが遠足に出かけると、とある一軒の家に、たどり着きます。せんせいと園児たちは、その家で休憩しします。
絶妙なタイミングで、家を出ると、今度は似たようなせんせいと園児たちがその家に現れます。でも、人間ではなく、くま。つんくまえんのつんくませんせいと子供たちです。彼らもまた、遠足にでかけた先で一休みします。
どうやら、同じような家が2軒あるのですが、その家を交互に行ったり来たり。さーて、どっちがどっちの家だったのか。謎をの残したまま終わります。
息子はあとから読み返し、2軒の家の間違い探しをします。この本も他にシリーズがあり、図書館で借りて全部読みました。でも、借りられている事が多く、人気の絵本なのだと思います。
ねこざかな
著者:わたなべ ゆういち / 出版社:フレーベル社 /ページ数:24ページ
息子が猫と魚が好きなので、「ねこざかな」ちょうど良いんじゃん!と、図書館から借りてきた本です。
全19シリーズまで出版されていて、こちらは、第一作。猫が食べようと思ったはずの魚、逆に丸のみされてしまい、あれあれ?何だか居心地いいぞということで、猫は魚の中に入って「ねこざかな」として、時々暮らしています。
この設定、笑えました。息子も爆笑してました。普通、逆でしょって?さらに、着ぐるみみたいになっているねこざかながとっても可愛いのです。私もお気に入りの絵本です。
絵のタッチが何ていうんでしょう?絶妙な可愛さを醸し出しています。色も鮮やかで見ていて元気になれる一冊です。
こちらの作品は普通の作りの本なのですが、他の作品は、一部ポップアップになっている作品もあり、見事な細工が仕掛けられていて、子供が、引っ張って破いていまうんじゃないかとハラハラしながら借りてきましたが、意外と大丈夫でした。
図書館の本ですから、破いてはいけないとこういう仕掛け絵本は敬遠していたのですが、ねこざかなは割と丈夫に出来ています。でも、無理に引っ張れば切れます。紙ですから。
こういった仕掛け絵本も、息子のわんぱく心をツンツンと刺激してくれるので、ねこざかなシリーズも大好きな絵本のひとつです。
まとめ
以上、4歳、5歳のわんぱくな男の子におすすめの絵本3選 パート2でした。変わった主人公や、自分のようなやんちゃな主人公が出てくる本もおすすめです。