雛人形の処分の方法について。供養を新潟でする場合の金額の相場は？

雛人形の処分の方法について。供養を新潟でする場合の金額の相場は？
毎年飾っていた大切な雛人形。子供が大きくなりいつの日か飾ることはなくなり、押し入れにしまいっぱなし。お雛様の処分を考えている方へ、最適な処分方法について記事にしました。

雛人形の処分の方法について

女の子の成長を願い、飾られるお雛様。子供が小さいうちは、桃の節句にはお雛様を飾りお祝いをしたけれど、子供の成長とともにお雛様も飾らなくなり、やがて不要に。大切なお雛様だったけど、処分を考えている・・。出来ることなら毎年飾ってあげるのが良いのは分かっていますが、住宅事情などどうしても処分しなければならない場合もありますよね。

では、お雛様を処分する場合どのようにしたら良いのでしょうか？方法としては、必要としているところへ寄付をする。次の持ち主が決まると、安心ですよね。お雛様の寄付についてはこちらの記事でご紹介しています。あとは、神社などに雛人形を持ち込み人形供養をしてもらう方法があります。不要になった物とはいえ、思い出のある人形。粗末にごみに出しては、心が落ち着きませんよね。神社などできちんと供養をしてもらえば安心でしょう。人形供養をしてくれる場所は地元の神社や、葬祭センターなどがあり、今ではインターネットで受付をし、全国から人形供養を受け付けている団体もあります。

私の家にあった七段飾りのお雛さまは、現在お内裏様とお雛様、三人官女だけを残して、他の人形は地元の葬祭センターで供養してもらいました。その際、段飾りの枠組みの部分は粗大ごみとして処分しました。

神社ではお焚き上げと言って、大晦日から正月にかけて、火を焚き、そこへお守りなどを入れ燃やす場合もあります。環境保護の観点から、お焚き上げを行っている神社は少なくなり、受け入れるものはその神社で買ったお守りやお札などと、決まっている場合もあります。人形や、遺品などお焚き上げしている場所へ持って行き、投げ入れるのはマナー違反です。人形供養をお考えの場合は必ず、事前に人形供養を受け付けているか確認を取ってからが間違いないでしょう。

雛人形の供養を新潟でしてくれる場所は？

私は新潟県に住んでいます。我が家の七段飾りの雛人形の一部は地元のアークベルという葬祭センターで人形供養をしてもらいました。年に何回か人形供養が開催され、雛人形の処分を考えている時に、たまたまチラシが入ってきたので、母がそちらに持って行き供養をしてもらいました。他にも新潟県で人形供養を受け付けている場所をまとめました。

新潟市　護国神社
45リットル入りのごみ袋に人形を入れ、一袋を1件とみなす。ガラスケース不可。
事前予約必要。ご祈祷希望日の7日前まではネットでの受付可能。その他電話予約で。

燕市　国上寺
事前連絡の上、直接持ち込む（郵送可)。
人形供養は随時受け付けている他に毎年3月の最終日曜日に人形供養祭を行っているのでその時に持ち込むこともできる。

新潟市　白山神社
事前予約は必要なし。当日供養してもらいたい人形を持参。
※雛人形のお焚き上げはしていない、供養をしてもらったあと人形は持ち帰り、自分で処分。

マリヤ人形店
新潟市にある人形店。段ボールに入れ、直接持ち込むか郵送で。人形供養祭を開催しているのでその時期まで人形を預かってくれる。

ワールドギフト
神社で供養をした後、お焚き上げするのではなく、発展途上国などへ寄付をしている。
新潟県に限らず、全国から寄付をインターネット上で募集。

アークベル
新潟県、山形県、福島県の結婚式、葬儀などを行っている。毎年、人形供養祭を開催している。

雛人形の供養の金額の相場は？

神社やお寺などで雛人形を供養してもらう場合、供養料として料金がかかります。通常のご祈祷の様に初穂料として5,000円からの神社もありますが、人形供養として金額を設定している場合もあります。神社にもよりますが、小ご祈祷の5,000円か7,000円が相場です。雛人形一式20,000円というところもあります。前章でご紹介した、マリヤ人形店ではみかん箱(幅38×奥32×高28cm)程の段ボール箱一箱で3,000円。ワールドギフトは箱のサイズにより三段階に分かれていて、縦、横、高さの合計サイズが120センチまでなら3,900円です。アークベルについては1体300円からとなっており、金額の面から言うと、神社に持ち込むよりもこういった所での人形供養がリーズナブルかと思います。