女性が実印を実印を作るタイミングって人それぞれだと思いますが、いざ、実印を作ろうと思っても、名前のみにしたら良いのかフルネームが良いのか?サイズや書体は?印鑑を選ぶのに迷いますよね。これから実印を作ろうと思っている女性の方へ、印鑑の選び方についてまとめました。
女性の実印は名前だけ?フルネーム?
女性は結婚したら姓が変わるから実印を作る場合は名前だけでの彫刻をおすすめされている印章店が多いです。実際、私の実印も母のすすめで名前だけ作りました。もし、フルネームで実印を作っていて、結婚して姓が変わった場合に、これまで使っていた旧姓の実印は使えなくなります。婚姻届けと同時に旧姓での実印登録は抹消されます(自治体によっては届け出を出す必要もあり)。再度新しい姓での実印を作り、印鑑証明を取り直す必要があるのです。手間の面から考えて、女性は名前だけで実印を作った方が良いと言う訳ですね。離婚して姓が変わるというパターンもありますし。
では、フルネームの実印を女性が作るのは良くないのかと言うと、所説ありますが、苗字+名前のフルネームの実印を女性が持つということは、姓は家を表し、女性が一家をしょって立つのは良くない、的な考えからです。女性の印鑑が男性の印鑑よりも小さい方が好まれるのもやはり古くからの考えもあるのでしょう。その辺にこだわらなければ女性がフルネームで実印を作っても何ら問題はありません。
今はネットショップで低価格でもしっかりとした印鑑を買うことが出来るので、出費もそれほどではありません。私は以前ネットショップのはんこ屋に勤めていたことがありますが、注文する際に、備考として結婚して姓が変わった、離婚して姓が元に戻ったので実印を作り直します。と、コメントしてくる方も複数いました。結婚、離婚して印鑑を作り直すのは珍しいことではありません。
私自身は結婚していますが、夫が婿養子に入ってくれたので、結婚して姓が変わったのは夫の方でした。結婚前に夫の両親が作ってくれていた実印は使えなくなり、新しい姓で実印を作り直し、印鑑登録をしました。結婚して姓が変わるのは女性の方が圧倒的に多いですので女性が実印を作る場合は名前だけの方が良いと言われているわけです。でも、我が家の様に男性の姓が変わる場合もありますけどね。
実印を女性が作る時サイズや書体は何が良い?
実印におすすめのサイズは女性は13.5mm、15.0mmを以前勤めていた印鑑のネットショップでは進めていました。実際に、女性の方が注文するサイズは13.5mmが人気でしたよ。実印として登録できるサイズについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。女性は男性と比べると手が小さいので持ちやすさから言うと13.5mmがおすすめです。
また、書体については実印によく使われる書体として篆書体(てんしょたい)、印相体(いんそうたい)と呼ばれるものがあります。その他に行書体、古印体、隷書体などありますが、実印にはこの書体でなければならないという決まりはありません。ただ、偽造されにくいという部分では篆書体、印相体はぱっと見、何て彫ってあるのか分からないので、偽造防止のセキュリティ面からだとこの2書体が良いです。私のおすすめは女性なら篆書体が、華奢な感じで良いですね。篆書体は中国の秦時代以前に生まれた書体で、日本の紙幣やパスポートなどにも使われています。細い線が女性らしいですよ。
実印を女性が使うのはいつ?
・自動車の購入(軽自動車は除く)
・マイホームの購入
・お金の借り入れ
・遺産相続 など
以上のような場面で実印と呼ばれるお住い地域の役所で印鑑登録をした印鑑が必要になります。女性、男性問わず、このような場面では実印は必要です。でも、自動車の購入については、例えば新社会人になって車が必要になった場合、名義は親だったりしますよね。あと、自分の名義であっても最初は普通車じゃなくて軽自動車の方もいると思います。軽自動車については実印は不要です。あと、マイホームの購入。結婚していたら旦那さんの名義になるのではないでしょうか。
私は結婚する前に、実印を作ったのですが。実は必要にかられてです。私が25歳の時に父が病気で亡くなりました。その際に、遺産相続の為に実印を作ったんです。私には姉が二人いて、姉たちは既に実印を持っていたのですが、私は作っていなくて、遺産相続の手続きの為に実印を作りました。遺産っていっても持ち家と土地ぐらいなもので大した遺産ではありません。なので、子供が父親の遺産相続を放棄し、すべて母親に行くように手続きをしました。それ以来、一度も実印を使ったことはありません。なので、女性が実印を作るタイミングとしては必要になった時で良いのではないかと思いました。
女性の実印は名前だけ?フルネーム?サイズや書体は?使うのはいつ?のまとめ
〇女性の実印としておすすめは篆書体の13.5mmサイズ
〇女性が実印を使用する機会はあまりないので、必要になったら作るでも問題ない