母の日にアジサイを贈るのはなぜ？紫陽花の色ごとの花言葉やおすすめの品種は？

母の日にアジサイを贈るのはなぜ？紫陽花の色ごとの花言葉やおすすめの品種は？
5月の第二日曜日に祝う母の日。いつもお世話になっているお母さんへ贈る感謝のプレゼント。お花の贈り物の定番はカーネションですが、最近ではアジサイも人気ですよね。なぜ母の日のプレゼントに紫陽花が人気なのか、まとめてみました。紫陽花の色による花言葉の違いや母の日におすすめの品種などもご紹介します！

母の日にアジサイを贈るのはなぜ？

母の日の定番のプレゼントと言えば「赤いカーネーション」ですよね。あなたも一度はお母さんに母の日のプレゼントとしてカーネーションを贈った記憶があるのではないでしょうか？ここ最近の母の日のプレゼントではカーネションと並んで人気なのがアジサイです。母の日が近づくと街のお花屋さんでもあじさいの鉢植えをいっぱい見かけますよね。

ではなぜ、母の日のプレゼントとしてアジサイが贈られるようになったのでしょうか？その理由としては育て安さです。カーネーションの原産は地中海沿岸から西アジアと言われています。日本に流通しているカーネションの約半数が南米のコロンビアや中国の雲南省など日照時間の長い地域からの輸入です。日本では主に長野県と愛知県で栽培されています。カーネションと言うと切り花のイメージが強いですが、最近では鉢植えのカーネションも母の日が近づくとお花屋さんで多く見かけますよね。カーネションの鉢植えって、もらったことありますか？私はまだ子供が小さいので、もらったことは無いのですが、同居している母のところに、毎年鉢植えのカーネーションが届くんです。毎日せっせと水やりをするものの、いつの間にか元気がなくなって、気が付くと、枯れてしまい、カーネションが入っていた鉢植えだけが毎年1個ずつ増えていくという。。

カーネションを育てるには専門的な知識としっかりとした土壌が必要です。一方アジサイについては基本的には水やりさえ忘れなければちゃんと花を咲かせてくれます。原産国が日本なのも育てやすいさのポイントです。また、時期的にも母の日に紫陽花を贈ると夏に向かって花を咲かせるので長く楽しめることも母の日にあじさいを贈る理由にもなっています。もう一つの理由は母言葉なのですが、次の章ではアジサイの花言葉についてご紹介します。

紫陽花の色による花言葉の違いは？

アジサイの花言葉には土壌の性質や、花を咲かせてから花が散るまでに色が変わることから「移り気」と言った代表的な花言葉があります。「移り気」ってあまり良い意味ではないですよね？なので、結婚式の花として使うにはふさわしくないとされています。移り気って浮気を連想しちゃいますし。。でも、アジサイの色ごとの花言葉の中には母の日や結婚式にぴったりなものもあり、ジューンブライドの時期にきれいに咲く花として近年では母の日と並び結婚式に使われる花としても人気を集めています。

白色のアジサイの花言葉「寛容」
白くて大きな花のアジサイは優しくおおらかなお母さんのイメージです

ピンク・赤紫色のアジサイの花言葉「元気な女性」
いつまでも若々しく元気なお母さんのイメージです

青・青紫色のアジサイの花言葉「辛抱強い愛情」
ひたむきに一途に家族を愛するお母さんのイメージです

この他にも最近浸透してきているアジサイの花言葉は「家族団らん」「仲良し」小さな花が一か所に集まっている様子からイメージできます。

母の日にあじさいをプレゼントする場合は、悪い意味に取られないように花言葉をメッセージカードに添えてみるのもおすすめですよ。