我が家のペレットストーブはさいかい産業のMT-311 SUMITA(後継機種として現在はRS-mini)。使用して5年目の煙突掃除やシーズンオフメンテナンスについてまとめました。
ペレットストーブの煙突掃除について
薪ストーブほど大掛かりじゃなくても暖かな炎が楽しめるペレットストーブ。新潟のさいかい産業のペレットストーブMT-311 SUMITA(後継機種として現在はRS-mini)は輻射式のペレットストーブでじんわりとした温かさで毎年癒されています。
ファンヒーターやエアコンの様にスイッチ一つで暖かくなるような便利なストーブではないので煙突掃除や炉内の掃除など日々のメンテナンスやシーズンオフのメンテナンスなど手はかかります。
ペレットストーブの煙突掃除については日々やる作業ではないのですが、使用して5年目、特に今シーズンは家の水道が凍って出ないなどの稀に見る大寒波に見舞われ例年よりも寒さがきびしくペレットを沢山使いました。そのせいか煙突に煤が結構たまったようで、使っているとすすけたような臭いがすることがあり、時々、付属のばねブラシでぐりぐりと煙突掃除をしていました。
まず、シャッターを開けます。
すると既に結構な灰やら煤やらたまっています。この穴に付属のばねブラシを入れてぐりぐりと煙突内を掃除していきます。
使用するのはペレットストーブを設置した時に付属品としてついてきたばねブラシ。
このばねブラシをぐんぐんと回しながら奥へ奥へと入れていきます。ばねブラシの先端がこのくらい残ったところで止まります。
煙突の中の位置としてはこれくらいのところにばねブラシの先端が来ているそうです(さいかい産業のサービスマンからメンテナンスをしてもらった時に聞きました。
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メンテナンスの方によるとペレットストーブの立ち上がってる煙突の蛇腹部分より奥は平らになっているのでばねブラシを奥まで入れすぎるとこの平らな部分に煤が移動してしまい不完全燃焼の原因にもなるので、そんなに奥までブラシを入れない方が良いとの事でした。ばねブラシを入れて止まるあたりがこの蛇腹部分だそうなのでここまで入れたらばねブラシをくりくりと回しながら煤を落としていきます。
お分かりいただけるでしょうか?細かい煤が沢山出てきました。
通常はペレットストーブが必要なくなったシーズンオフに掃除する場所ですが煤が溜まっていそうなので、使用中も2回ほどばねブラシで掃除していました。煙突掃除をするとすすけた臭いが収まりました。
ペレットストーブのシーズンオフにやること
毎年11月の中旬か下旬ごろに火をペレットストーブを使い初め、4月の下旬ぐらいまでは寒い日は火をつけていました。
5月に入るとペレットストーブの販売元のさいかい産業からメンテナンスのお知らせの封書が届きます。ペレットストーブのシーズンオフメンテナンスはなかなか手間がかかるので、この封筒が届くと、ちょっとしたプレッシャー。いつかやらなきゃ、せめて梅雨に入る前に。。。重い腰をあげて5月の中旬ごろにペレットストーブのシーズンオフメンテナンスに取り掛かります。
ペレットストーブの日々の手入れ火入れ、そしてシーズンオフメンテナンスは私がしています。夫はペレットストーブであったまる要員なのでめんどくさいことはしません。
炉内にはだいぶ煤が溜まっています。普段のお手入れは火をつける前に、燃焼ポットと受け皿に残った灰をミニほうきで集めて取り除きます。炉内の壁の部分も時々ミニほうきで煤や灰を取ってはいたのですが、炉内の天井や脇にも煤はたまっていますのでそれをミニホウキやばねブラシで落としていきます。面白いくらい煤や灰がでて来ます。そして毎回強く思うのが専用の掃除機が欲しい。。掃除機だったら煤でせき込まなくていいし、はやく掃除が終わるであろう。
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ペレットストーブの灰や煤を吸い込むには集塵機と呼ばれる水やほこりを同時に吸い込むことができる乾湿両用掃除機があると便利です。紙パック式の掃除機ではフィルターが目詰まりしやすく故障の原因になるので使わない方が良いと説明書にも書いてあります。
が、集塵機がないのでやむなく紙パック式の掃除機と車の中を掃除するために買ったツインバードのミニサイクロンクリーナーで何とか灰を取っています。今のところ掃除機は壊れていませんが、時間の問題かもです。。
ペレットストーブの炉内の煤を取り除き、前章の煙突掃除をしていきます。ここで出た灰も掃除機で吸い取ります。ペレットの出口と、給気口も掃除機で吸い取ります。
ペレットタンクも空にします。ペレットを炉内に出し切ってもペレットや粉が残るので掃除機で吸い取ります。
燃焼ポッド、灰受け皿、シャッターは煤や灰を取り除いてペレットストーブから出して保管しておきます。最初のシーズンはそのまま入れていたら湿気で少し錆びてしまいました。シーズンオフ時ペレットストーブ内は湿気が多いので水取りぞうさんなどの除湿剤を中に入れて置きます。
ペレットストーブの煙突掃除と、炉内の灰を取り除いたら、外に出て排気ファンの煙突を掃除します。本来は排気トップ(写真のばねブラシが入っている蛇腹部分)を外して掃除をしますが、外さずにしてしまいました。外した方が掃除がやりやすいと思います。来シーズンは外して掃除します。
ばねブラシを入れて煙突内の煤を落としていきます。あんまり奥に入れすぎるとファンの羽が変形するので注意。煙突のすぐ上にファンがあります。以前にさいかい産業のサービスマンの方にメンテナンスをしてもらった時に中身をチェックしたところこんな感じになってました。ファンの羽までは見えませんでしたが、煙突のちょっと上のカタツムリみたいになっているところがファンの羽のようです。この写真では排気トップは外してあります。
排気ファンの煙突を掃除すると煤がでて来ました。風で煤が飛んで行ってしまい汚れないようにと敷いた新聞紙は無意味でした。。
ばねブラシで煤を落とした後、煙突部分を叩くとまだまだ煤がでて来ました。集塵機さえあれば、煙突から煤を吸い込む事が出来るので、集塵機欲しい。。最後にカバーを付けて次のシーズンを待ちます。5歳児と3歳児の妨害を受けながらの作業でしたので、シーズンオフメンテナンスの所要時間は1時間半ほど。妨害がなく集塵機があれば1時間もかからないかもしれません。
ペレットストーブのメンテナンスについて
さいかい産業のペレットストーブを使用して5シーズン目が終わりました。日々の着火前のメンテナンスにも慣れ、ちゃちゃっと終わらせて着火をしています。が、5年目にしてやはり集塵機が欲しい。ミニほうきでも日々のメンテナンスは事足りるのですが、いかんせん、掃除のときに煤が部屋に舞います。マスクをしていないとむせます。何度も書いていてしつこいようですが、集塵機が欲しい。。
ペレットストーブは使用してから1、2年に1回ほどプロの定期メンテナンスが必要とおすすめされています。
が、素人によるメンテナンスで5年もちましたが、ファンから異音がしたので今シーズンはプロを呼ぶことに▽
ペレットストーブのメンテナンス費用や耐用年数は?
ペレットストーブの煙突掃除。シーズンオフのメンテナンスのやり方。のまとめ
火のある暮らしにあこがれてリフォームを機にペレットストーブを使い始めて早や5年。日々のメンテナンスやシーズンオフメンテナンス、手はかかるし、すぐに部屋が温まりませんが(輻射式なので、ファンがついいるタイプはもっと早いのかな?)私はさいかい産業のペレットストーブMT-311 SUMITA(後継機種として現在はRS-mini)を買ったことを後悔はしていません。火のある暮らし良いですよ。この機種はお湯も沸かせます。ペレットストーブは乾燥しがちなので、やかんを置くと乾燥対策にもなりますよ。